logo
Cover Image

PROJECT
04
案件を管理する技術営業として、
高級ブランド店の空間を創造。

CHAPTER
01
入社1年目から高級ブランド店の
ガラス施工やお客様との調整を担当。

入社して私が配属されたのは、主に大手内装ゼネコンのお客様の案件を手がける部署でした。中でも世界的に有名なブランド店舗のガラス施工が多く、私も入社1年目から有名チョコレート企業が百貨店内に出店するパン店、誰もが知っている高級ブランドのバッグなどを扱う店舗の新規出店や改装を経験しました。
私の役割は、営業が受注した案件を引き継いで仕様や図面の確認、ガラス寸法の抽出、発注管理、現場調整や納期管理をしていく技術営業というポジション。こうした高級ブランド店の案件は、ブランド本国で店舗の設計や仕様の大枠が決められており、それを受注した国内の内装ゼネコンの指示のもと当社が現場施工するという流れになるので、現場管理では内装ゼネコンのお客様と協力施工会社との調整や折衝が中心となります。経験、知識ともに未熟な私にはわからないことばかりでしたが、上司や現場の職人さんにサポートしてもらいながら業務に取り組みました。

CHAPTER
02
ブランド店舗ならではの、
特殊なガラス加工のオーダーに対応。

私が担当した案件の中で、強く印象に残っているのは国際空港のターミナル内にある高級時計や宝飾品などを扱うブランド店舗の改装工事です。こうした案件は、高級ブランドゆえにガラスの品質、施工の仕上がりに対する要求レベルが高くなります。ガラス施工にも高い意匠性が求められるので特殊なオーダーにも応えなくてはなりません。
この案件では合わせガラスの間に支給されたファブリック(布地)を挟むという特殊な加工があり、布地の柄をどのように配置するかといったことを綿密に打ち合わせしました。さらに、その合わせガラスには電飾のサイン(看板)を取り付ける仕様になっていたので、穴を開ける位置を決める際にはガラスを取り付ける金物図面をもとに何度も確認し、加工業者へ手配するなど神経を使いました。

CHAPTER
03
課題に一つひとつ対応しながら
無事にガラス施工を完了。

優美な空間を演出する曲げガラスの施工では、本来必要な溝幅が確保できないという問題が起こり、お客様と施工業者の間に立ってミリ単位の調整を行いました。そのほか、サッシとシリコンの色のバランスなど細かな要望が数多くあり、店舗オープンの直前まで対応に追われました。資材の色の件では、事前に写真を添付したメールで確認していたのですが、お客様の受け取り方まで予測できなかったことに自分の力不足を感じました。
お客様の要望には可能な限り応えるよう努めましたが、「できないことはできない」と理解していただくことも大切です。その際は、「こんな方法もあります」と代替案を提供してお客様の選択肢を増やすよう心がけました。経験の浅い私がお客様と職人さんの間に立って調整していくのは簡単ではありませんでしたが、予定どおりに店舗がオープンし自分が担当したガラスが空間の主役として輝いているのを見てとてもうれしかったですね。

CHAPTER
04
施工の現場で学んだことを生かし、
営業として成長を目指す。

この案件でお客様から要望が出た際、「その場合こんなデメリットがあります」とか「今後、このようになる可能性があります」といった相手に不安を抱かせるような伝え方をして、それを後にお客様に指摘されたことがありました。この経験から、相手の立場になって考えることの大切さを学びました。
入社3年目からは現場を離れ、営業として既存顧客の内装ゼネコンのお客様と向き合っています。技術営業を経験して、施工の流れを肌で感じたことやお客様の担当者と人間関係が深まったことは営業の仕事に役立っています。今後の目標は、新規の取引先を開拓すること。また現在の受注の大半がお客様のところで仕様が決まっている案件なので、将来は仕様決めや設計の段階などより案件の上流工程で付加価値の高い提案ができるようになりたいですね。
INTERVIEWEE
R.T さん
開発2部
2023年入社
南山大学 国際教養学部 卒
入社の動機は、ガラスという素材に興味を持ったから。趣味は旅行で、思い立ったらふらっと一人旅にでかけることも。行き先は有名な観光地ではなく、その土地の雰囲気や自然が感じられるところを選んでいる。
当社のウェブサイトは、利便性及び品質の維持・向上を目的に、クッキーを使用しております。当社のクッキー使用についてはクッキーポリシー をご参照いただき、クッキーの使用に同意いただけない場合は、ブラウザのクッキーの設定を無効化してください。